何度も沖縄に行っていると、名所と呼ばれていないところで感動したり、久しぶりに行った名所で再発見があったり沖縄のアチラコチラは飽きることがありません。と思うのは僕だけかも知れません、しょせん個人の感想ですが、僕はいつも楽しいです。
スポット:003 ぬちまーす工場の歩き方
あくまでボク個人の見解ですが・・・
in 海中道路の先の宮城島
伊計島に向かう道を右に逸れると、「皿がでかいやん!」とツッコミたくなるような”塩”と書かれた看板が目印のぬちまーす工場が見えます

駐車場は広いので、レンタカーで来ても安心して停めることができますし、1階では「ココでしか買えない!」と思うような品々が並んでいますので、店員さんの流暢なセールストークを楽しみながら予定になかったモノまで買ってしまうのも、工場まで来た ”ならでは” です。
工場の建物を出て、右手側に歩き、案内板の示す方向に進むと”拝所”が見えます。「龍神風道」と書かれた石碑の先には木立に囲まれた空間があり、遥か久高島に通じる道を龍が通り抜けてくると伝わります。僕には霊能力も感じる力もありませんので「何かエネルギーのようなものが伝わってくる」ような気になっていただけですが、感じる人は「クボー御嶽と同じ青白い光」が視えるらしいです。なんとなく、その人がやっていた両手の掌を広げるポーズを真似てみますと、だんだん掌が温かくなってきたような”勘違い”をしたので、思わず手を合わせて、「龍神さまに感謝している」ような言葉をつぶやいてしましました。
工場の正面の丘にあるのは「三天御座」です
三天とは天・地・海の事で、ガジュマルに守られた小さな鍾乳洞に三天の神様が集まると云われており、企業や家庭でも”要”となるエネルギーを持っているような人は、何か強い力を感じると言います。凡人の僕でも、最近仕事が忙しくて、何かを感じたような気がします、もちろん、何かがなんなのかは分かりません。
そして風道の方へ少し戻ると「果報バンタ」に続く道があります。果報バンタを直訳すると”幸せの崖”となります。実際の景色が素晴らしくて、思わず吐息をこぼすような美しさを感じ取れることが”果報”なんだと、凡な感想を持ちました。
崖の下に見える砂浜は「ぬちぬ浜=命の浜」と言い、僕は見てませんが満月の夜にはウミガメが現れる事もあるそうです。
もうひとつは「はなり嶽」です。石碑の場所と言うより付近の小高い丘一帯を指します。風道を潜ってきた龍神のエネルギーが”三天御座”を通り抜け、”果報バンタ”を含む”はなり獄”が受け止めているのだと聞きました。
実際、はなり嶽の石碑のある場所を少し離れて、遠くぬちまーす工場が見えるところまで来ますと、工場の左脇の方に”龍神風道”が見え、風道の細い道を抜けて来る青い光が”はなり嶽”に向かうと、”三天御座”の丘を通り抜けることになるのです。
そのエネルギーの”道”を意識して、はなり嶽の前に立ちますと、目の前の三天御座から強い波動が打ち付けられるのを感じ取れる人は感じ取れるのだと思います。
もちろん、凡人の僕では波動を感じることはできないのですが、こういう”知識”を持ってからチカラの場に行きますと、”そんな気”にはなれます。
工場で限定商品を買い、命の庭で龍神様の波動を辿る
単なる工場見学だけじゃ勿体ない「ぬちまーす工場の歩き方」でした。



スポット:004 不思議の闘牛場
沖縄好きの僕が、気付いてなかった闘牛、スペインのイメージが強くて、「突進する牛に剣を突き立てる」姿を思ってしまいますが、日本の闘牛は、牛同士がぶつかり、戦闘意欲の有無で勝敗が決まるようです。
スペインの闘牛がマタドールの技を見るのなら、日本の闘牛は、牛同士の大相撲に思えます。
意外にも、そんな闘牛が沖縄で盛んだと知ったのですが、県内に数箇所も闘牛場があって、中には全天候対応型のドーム闘牛場まであるとは知りませんでした。
好奇心から入場料を調べてみますと
男性が3000円 で 女性は2000円 でした。
え?大人と子供料金と言うならわかりますが、なんで男女で値段が変わるんでしょうか?
「これが奥の知れない闘牛の世界か!」と思って、他県の闘牛場の入場料も調べてみたら、宇和島や新潟は大人料金だけで中学生以下は無料でした。
男女で入場料金の差は、沖縄闘牛場の謎。
そこで、謎を推理してみました。
もともと闘牛は”神事”ですから、①神に近しい女性を優遇した説、②男性の観客ばかりだったので、女性客の増加を当て込んで安くした説、③女性客を興奮させて口説きたい邪な男の陰謀説
想像や妄想の域を出ませんが、何でなんでしょうね?