何度も沖縄に行っていると、名所と呼ばれていないところで感動したり、久しぶりに行った名所で再発見があったり沖縄のアチラコチラは飽きることがありません。と思うのは僕だけかも知れません、しょせん個人の感想ですが、僕はいつも楽しいです。

スポット:001 飛べヤンバルクイナ号
沖縄本島の最北端にある辺戸岬からやや南の方向に、「ヤンバルクイナ展望台」がある。
巨大な建造物のクセに、やたらにリアルに作られた外観は、現実を矛盾させる”柔らかさ”まで感じる事ができる。
辺戸岬からもハッキリと見える大きさでありながら、リアルなその姿には、希少動物種で国の天然記念物になった誇りが感じられるとか感じるまではできないとか、個人個人の感想が飛びかう。
足の表面のボコボコはヤンバルクイナの足そのものだ!天然記念物だから触ったことはないけれど、なんとなく雰囲気だけで「ああヤンバルクイナやなぁ」って分かる。
この精緻さは、腕利の職人が集まり、「絶対飛ばせる」つもりで作ったのだと思う。
小さな個体ゆえに闘う機能に恵まれず、希少動物でありながら、人に放たれたマングースに「ハブより食事に向いてるで」と多くの仲間を奪われた。
悔しかっただろう。
辛かっただろう。
職人はコンクリートを塗りながら涙したのかも知れない、小さな命を大きなヤンバルクイナが「救え」とばかりに!
完成させた職人たちは叫んだに違いない!
『飛べ!ヤンバルクイナ号!』
あ!
ヤンバルクイナは飛ばん!
スポット:002 大当たり
まだ、僕がどっぷりとパチンコにハマっていた頃のこと。
魚群やら、フラッシュに一喜一憂する諸氏の心を鷲掴みにする聖地を発見したのです!
その名も、『大当』
確か、読谷村か恩納村にあった”交差点”の名前です。うろ覚えですが「うふどぅ」と、
読んだ気がするのですが、いったん通りすぎた交差点を戻ってまで交差点名の写真を撮りに行った記憶は鮮明に残っています。

パチハマりの生活を送っていた僕には「大当たり(おおあたり)」としか読めませんでした。
ん? ご利益ですか? 交差点名に”そんなもの”ありません!あったら街に御殿や宮殿ばかり立ち並んだ事でしょう。
でもね・・・この交差点に”宝クジ売り場”や”場外馬券所”なんかがあれば、買ってしまうんだろうなー。