沖ハマりの日常 vol.41

沖ハマりの日常

「北海道がいい」とか「ネズミの国」がいいとか言ってたはずなのにー
気がついたら那覇空港にいてしまうような沖縄好きの戯言です。

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№98 「方言札」を知っていますか?

方言は文化の継承だと思いますが、琉球処分によって”沖縄県”になってから、「早く日本に染まりなさい」とでも言うのか、多くの小中学校で”しまくとぅば”を話すのを禁止した時代がありました。
今では超問題になること間違いなしですが、標準語教育を勧める学校では方言を口にした生徒に ”方言札” と書かれた木札をぶら下げさせたのです。

話し言葉を取り上げることで「沖縄県民」としてのアイデンティティ(自己同一性=自分らしさ)を失わせるのが目的であったのかと考えてしまいます。日本政府から見た沖縄がどのような位置づけであったのは分かりませんが、支配国が植民地に強制する同化教育の一環のように思えます。

戦時中から1960年代にかけて行われた政策のようで、70歳代半ばの親戚のおばさんに聞くと「標準語で話しなさいと、教えられたから、もっとオジーやオバーの古い沖縄の言葉はわからないよ」と、標準語で教えてくれました。

平和な時代が続き沖縄らしさが戻ってくるとともに、2009年にユネスコが「消滅の危機に瀕する言語」として沖縄の古語を指定したことで、「しまくとぅばの復興・普及」が県を挙げての事業となり、現在では、沖縄各地で本来の沖縄の言葉=しまくとぅばの普及活動が実施されています。

テレビで「かつての日本の植民地で暮らす老人は日本語を話せる」と、言うニュースを「珍しいこと」のように聞いていましたが、それは侵略した側の「昔話」にすぎないと気づいてしまいました。

しまくとぅばを聞くことはできても話す事は難しいと言われますが、せめて聞き取れるようになって、琉歌コンテストに再挑戦したいと思うのです。

№99 「一緒に海ブドウを採りに行くか」と誘われた女性たち

もう、四半世紀も前の話ですが、家の家族4人と友人の女性2人を連れて沖縄旅行に行ったことがありますが、すでに二人は結婚していたので寛容なご主人らの配慮であったと思います。

3泊4日の最終日に飛行機の時間まで少し間があったので、那覇港だったか泊港だったかに寄って漁港を見て歩いた時の話

美しい海を子供たちに見せておこうと、ボクが二人の手を引いて岸壁近くまで行っていた頃なのですが、そろそろ時間が気になってゆっくり車のほうへ戻ってきたのですが、ふと、前方を見ると、妻と友人の女性2人が漁船のそばで漁師らしきオジサンたちと話しています。

「ええ本当に!」「うわ、めっちゃ行きたい」「好き好き、海ブドウ大好き」「えええ、それ絶対美味しいやん」『いいよ、かまわないさ』

話が盛り上がっているところへ、子供を連れて僕らが帰ってきた。

彼女たちの説明によると、「海ぶどうの漁師さんたちが収穫に同行させてくれるって」海ブドウの収穫に誘われたらしい、「潜らないから水着がなくても大丈夫だって」3人は陽気に大声で説明してくれる。「でも、飛行機の時間があるから無理やなぁ」「あと2・3時間早く来れば良かったね」

漁師さんと分かれ、レンタカーに乗ってからも彼女たちは話している。「良い人たちやったね」「採れたて海ぶどうなんて食べてみたかったわ」

僕はハンドルを握りながら思う。(あれはナンパやったな、彼女らは”良い人”だと言うけど、僕と子供の顔を見てガッカリしてたで。女性3人旅と思ったんじゃないかなぁ。)

そんな、思い出話を、久しぶりに遊びにきた友人たち(今では、2人ともご主人をしっかり巻き込んで、毎年、沖縄に行くようになった。)と話していたら、妻も含めて3人で盛り上がっている。

「今やったら行くかもね」「採れたての海ブドウを漁船で食べるってサイコー」「男3人を漁港に残したままとかwwww」

『・・・・・』 僕は、彼女らの話を聞きながら思う。(あれから25年経ったさ、あの時の君らは若かったのよ)

№100 予定は未定で妄想は仮定

妻の誕生日に仕掛けるサプライズを考えていたら・・・・


『さぁ早く起きて!』と、カーテンを開けながら僕が言う。「ええ・・どうしたん?」土曜日の遅寝を決め込んでいた妻を揺すり起こす。『誕生日おめでとう』今日は妻の〇回目の誕生日だ、お祝いや行事を週末に合わせて前倒しや後倒しにすることがあるけど、彼女はそれを嫌がる。「誕生日とか母の日って、当日だから意味があると思うの」僕は特段、こだわりがないので祝う気持ちがあれば日にちはどうでもいいと思うのだが、今年の暦は彼女の持論を支持するように週末だ。

『誕生日プレゼントを用意しました』
「ええ!何?」

今日は、とっておきのサプライズを用意したので、まだ、寝ぼけている妻に早く着替えるように言い、追い立てる。「どうしたのよ、こんなに朝早くから出かけるの?」

慌てて身支度をする妻に声をかける『行くよ、ジーパンでいいよ、早く』青いシエンタにまだ眠そうな彼女を乗せて近くのインターチェンジから高速に入る。『8:15発だから、7:00には着きたいね』と市内環状線から空港線に入っていくところで呟いた。「えええどこに行くの?船じゃない・・ね!空港線、空港、まさか飛行機に乗るつもり?」

『ゆしどうふそばが食べたいって言ってたでしょ』数瞬で妻は応える「浦添のお店なの?」さすがに状況の飲み込みが早いけど、まだ戸惑っている。『僕もミックスソーキが食べたかったし、市場本通で長袖のかりゆしウエアも買いたいし、欲しいなら大急ぎで青い陶器まで行くよ』「えええ!沖縄そばを食べに飛行機に乗って浦添まで行くの?」『せっかくの誕生日でしょう!あ、うるま市まで行くならチキンいなりも食べようか?』

僕のサプライズ企画を理解した彼女が言う、「慌てて出て来たから、サンエーカード持ってきたかな?」


いつかお金持ちになったら叶えたいと、こんな妄想を抱いたのは随分昔のことだけど、まだ、諦めてはいないぞ。予定は未定で僕の妄想による仮定だけど、いきなり沖縄に行くなんてコト、月に行くより絶対安いはずだ!

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