一言感想文

2021.03.29

読了「ロジカル・シンキング 互いに理解し、成果に繋げる」

『ロジカル・シンキング 互いに理解し、成果に繋げる!』

結構前に少し話題になっていた「ロジカルシンキング(論理的思考)」に関する本です。
自分は、考えが浅かったり考え方を誤っていたりすることが多く、流石にコレはどうにかしないと…という思いがあったので、この本を読むことにしました。


ロジカル = 納得させる根拠

「=」で結ぶと語弊がありますが、ロジカル(論理的)であるという事は、納得させる根拠があるということだそうです。
自身の主張に対して、納得させる根拠を添える。その考えが「ロジカル・シンキング」です。
感情だけでは人を納得させられません。論理的に、その主張が「正しい」(もしくは「良い」)と示さなければ、相手を納得させることは難しいです。


大事なのは「分析」「評価」「仮説」「選択」

本書の中では、ロジカル・シンキングを「分析」「評価」「仮説」「選択」の4つの思考で解説しています。
 分析・・・物事を分解して正確に読み解く
 評価・・・分析結果を「良いか」「悪いか」判断する
 仮説・・・評価を元に、現在・過去・未来を仮定する
 選択・・・仮説を踏まえて、実際の行動を選択する
選択をしたら、その結果をまた分析・・・とサイクルが回る様になります。
この思考が、一つの基本パターンのだそうです。


個人的にこんな人におすすめしたい。

上で書いたことはほんの一部で、実際はもっともっと丁寧に細かく解説されています。
ただ、決して難しいことを言っているのではありませんでした。
ゆっくり読み解いていけばしっかり理解が出来る様に書かれています。
読んですぐに身につく訳ではありませんが、自分の考える土台が前よりはしっかりしたモノになったと思います。

・考えるのが苦手な人

・人を納得させるのが苦手な人

・ロジカルシンキングってなんだろうって思っている人

という人におすすめです!

執筆者:ネズマエ