言葉
2021.03.29
【謄写】(とうしゃ) ーざっくり解説ー
【謄写】(とうしゃ)
ざっくり一行でいうなら・・。
書き写すこと
例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)
謄写・・・書き写したり、写し取ることですね。
コピーと行っても差し支えないかと思います。
法律用語というわけでもなさそうですが、役所や法律関係ではコピーではなく謄写ということが多いです。
近い言葉で戸籍謄本(こせきとうほん)に使われる「謄本(とうほん)」とは原本(オリジナル)の全部を謄写したもののことです。
ちなみに一部だと抄本(しょうほん)といいます。(戸籍抄本と使ったりします。)
話は戻り、もともとガリ版印刷があった時代から使われていたので、謄写という言葉自体コピー機で複写することだけでなく、手で書き写すことも当然謄写と言います。
が…複写(ふくしゃ)という言葉はコピー機が出てから使われた言葉なので本来機械を利用するものにしか、使用できない言葉だそうです。(と行っても今は意味も変わり使用としても問題ないと思います。)
ここからはさらに個人的なことなのですが、この謄本という言葉を知らなかったことが『ざっくり辞書』を作ろうと思ったきっかけの言葉でもあります。
エピソードというほどのことでもないのですが、役所で「戸籍謄本を謄写して来てください」と言われてあたふたしたのがきっかけです…お恥ずかしい限りですね…。
ちょっと聞きなれない言葉「謄写」意味は
書き写すこと
でした。