本紹介

2023.09.14

【ゆるく】落語系漫画集めてみた【3選】

【ご注意】ネタバレに配慮しておりますが「漫画紹介」という都合上どうしてもネタバレしてしまうところもあるのでそれが嫌な方はブラウザバックお願いします。

最近何かと話題の落語系漫画を集めてみました、ゆるい落語からガッチガチの落語漫画まで今回はあらすじとともに一言おすすめしていきます。

紹介ページからサンプルが見られますので是非一読してみてください。

どうらく息子

『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。
「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。
この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。
落語って何? 古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。
「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。

https://bigcomicbros.net/comics/30309/

丁寧に描かれた漫画はそのまま読者の納得性につながります

一言おすすめ:人情あり、笑いあり、THE・落語漫画の良さが詰まった作品。師弟関係、弟子や師匠、男女、噺家の苦悩をしっかりと描きつつも面白く読める本作、青年誌ですが「色」の部分はほとんどなく『漫画』作品自体が『落語』のような小気味良い読後感です。

あかね噺

その身一つと噺だけで全てを表す、話芸の極致――「落語」。

この究極にシンプルなエンタメに魅せられた噺家・阿良川志ん太と、その娘・朱音。
真打昇進試験に挑む志ん太、その一席を目の当たりにした朱音が歩む、噺家の道は――

噺家たちが鎬を削る本格落語ものがたり、開幕!!

https://bigcomicbros.net/comics/30309/

「ジャンプの落語漫画」この一言につきますが…いい意味でその言葉を背負える漫画です。

一言おすすめ:ジャンプの落語漫画、少年漫画と侮ることなかれ…近代的で見やすい絵柄から芯の通った読み応えのあるストーリーその上でジャンプ漫画らしくいい意味での『熱』を感じれるそう言った作品です。

昭和元禄落語心中

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 

娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!

https://bigcomicbros.net/comics/30309/

一話の頃からぶれない関係性、それはそれとして松田さんが一番好きかもしれない。(左下のおじいさん)

一言おすすめ:感情の機微を丁寧に描かれた作品。重めのストーリの割にポンポンとテンポよく進む様はまさに江戸落語と言った感じで綺麗な絵柄といい意味で少し抜けた絵柄も相まって内容の割にサクサク読める作品でした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回お勧めした作品はどれも人気作で紹介するほどでもないかもしれませんが、

だからこそいい作品が多く見逃すのが勿体無い作品ばかりです。

他にも『うちの師匠はしっぽがない』(ファンタジー要素ありの上方落語漫画)ゴツボ作品だ…と思って手にとった『異世界落語』、「この漫画は女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度のさし障りのない会話をお楽しみいただく漫画です」でお馴染み?の『じょしらく』などもありますが…今回はここまで、お読みいただきありがとうございました。

執筆者:クロピヨ