雑記
2023.07.18
リース品を破損させたらどうする?どうなる!?リースについて勉強してみた!
どうも、ヒヨコラボのプログラム担当、ネズマエです。
最近職場で、リース品のPCを破損させる事故がありました。(自分じゃないですよ!!)
その時に、「損害賠償がどうなるのか?」や、そもそも「リースってどういった形態?レンタルとの違いは?」と疑問に思ったので、個人的に調べたことの備忘録として、記事に残したいと思います。
※注意点
あくまでも法律に関しての素人が、個人的に調べた範囲の情報です。
特に、損害賠償などはその点をご了承ください。
リースとレンタルの違いとは?
自分が初めにリース品について説明された際、「リース会社から借りてる物で、期限が来たら返さないといけない物品」と教えられました。
それではレンタルとの違いは・・・?となっていたのですが、調べてみたところ、明確な違いは下記の通りです。
リース・・・ユーザーが、リース会社に欲しい商品を代わりに買ってもらって、それを借りる
レンタル・・・ユーザーが、レンタル会社の持っている物品を借りる
リースは、ユーザーの代わりにリース会社が物品を買うというのが特徴です。
なぜそんな形態になるのか、そのメリットについては、次の章で説明します。
リースのメリット
それでは、リースのメリットを見てみます。
1、望んだ設備を利用できる。
リース品は欲しい商品を代わりに買ってもらいます。
ということは、最新の機器であったり、特定の機能が付いている物であったりと、よりユーザーの要望に合致した品物を入手することができます。
レンタルの場合は、既にレンタル会社が保持している品物に限られるため、完全に望んだ物であるとは限りません。
2、高額商品の支払いを分割でできる
リース契約での支払いは、商品の買取金額をリース期間分で分割して行います。
リースは契約期間が長いことが多いとのことで、初期費用を抑えて月々の支払いを少額で済ますことができます。
3、月々の支払いを経費にできる
税金に関することになるのですが、リース契約による月々の支払いについて、経費で落とすことができます。
一括で買った場合はできないのか?となるのですが、高額の設備については経費で落とせる額が分割されてしまいます。
ですので、初期に支払った金額より少ない額しか経費で落とせない場合が出てしまいます。
これは減価償却という会計処理のお話なのですが、興味のある方は調べてみて下さい。
(大雑把には、「高額の設備は分割で経費に落とされる」と覚えておけば大丈夫かと思います!)
リースのデメリット
次に、リースのデメリットを見てみます。
1、メンテナンスをユーザーが行う必要がある
何かをリースした場合に、その物品についてのメンテナンスはユーザーが行います。
性能を維持するための点検はもちろんですし、故障した場合の修理もユーザーが行います。
といっても、何でもかんでもユーザーが直せるわけでないので、リース契約時に保守サービスの契約も同時に締結するのが通例だそうです。
何かあった際は、指定の保守サービス業者に連絡すれば良いみたいです。
2、途中解約できない
リースは物品を代わりに買ってもらうという性質上、途中で解約ができません。
これは、リース会社が物品を買った買取金が発生しているため、その分のお金をユーザーが支払う必要があるからです。
レンタルの場合は中途解約で料金が少なく済んだりしますが、リースの場合はそこができません。
リース品を損壊させた場合
では、冒頭でお話していた、リース品を損壊させた場合を見てみます。
「リース品の修理はユーザーが行う必要がある」の通り、修理可能な損壊の場合は、ユーザーが修理します。
基本的には指定の業者に連絡し、修繕を依頼することになるかと思います。
完全に修理できた場合、特に賠償などは発生しません。
では、修理できないような損壊の場合はどうなるでしょうか?
その場合は、ユーザーがリース会社に賠償金を支払うことになります。
リース品の所有者はリース会社であるとのことなので、リース品を損壊=リース会社の所有物を損壊という形になります。
よって、賠償金を支払うのは当然かと思います。
一応、事故だと判断できる場合は保険が適用できるようですので、慎重になりすぎなくても大丈夫みたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オフィスで働いているような方には、言葉馴染みが深い「リース」。
詳しく調べてみると、会社でリースが使用される理由が分かって来ました。
すぐ使える知識・・・と言うわけではありませんが、何かしらみなさんの役に立ったのなら幸いです。