豆知識
2023.04.25
「少々」「ひとつまみ」「適量」「適宜」ってどれ位が適切?
どうも、ヒヨコラボのプログラム担当のネズマエです。
自炊して1年半くらい経つのですが、未だに「少々」がどのくらいか覚えられません!
「ひとつまみ」とどっちがどっちだっけ・・・???みたいになってしまいます。
ですので、この記事を書くことで「整理&備忘録」としてまとめようと思います。
初めに結論を書いておきますが、どの測り方も定量的な定義はありません。
曖昧な部分を残すことで「最後は自分で味見しながら調節をしてね」ということだそうです。
「少々」・・・親指と人差し指で摘んだ量
『摘まんだ量って、それって人によって異なるし、なんなら毎回変わるのでは・・・?』という疑問が湧きますが、それで良いそうです。
比較的少ない量で、味を見ながら整えるための量というところでしょうか。
ちなみに、調べたらグラム数の目安は「0.3〜0.6グラムぐらい」だそうです。(あくまでも目安です。)
「ひとつまみ」・・・親指と人差し指と中指で摘まんだ量
また摘まみ系です。
こちらの方は三本指なので、「少々」よりも結構多くなります。
結局曖昧な分量ですので、「少々」よりは量が必要だけど、最終的には自分で調整してください。という意図が見えます。
こちらも調べたら、グラム数の目安は「0.6〜1.0グラムぐらい」だそうです。(あくまでも目安です。)
およそ「少々」の倍程度ということですね。
「適量」・・・適した量
これを見た時は頭が『???』となっていました(笑)
『それを書くのがレシピじゃないのか!!』という憤りを感じていましたが、一応ちゃんと意味があるそうです。
「ある程度入れて、調節は自分の好みに応じて行う」とのことです。
味の好みは人それぞれなので、自分好みに調節してくださいという量です。
当たり前ですが、目安となるグラム数はありません!
「適宜」・・・必要であれば入れる
必要かどうかわからないからレシピを見ているはずなんですがね・・・(困惑)
とまあ、言葉通りに受け取ればそうなんですが、こちらも好みに応じてという意味です。
よくあるのは、うどんなどで「七味は適宜入れる」などです。
人によって入れる入れないの好みが変わる時に使われる様です。
「適量」と明確な違いは、「適量=必ず入れる」「適宜=入れない選択肢がある」というところです。
最終的に美味しくなればOK
どの量り方も曖昧な部分が残っているのは、好み以外にも食材の量や状態にバラ付きがあるからです。
材料に「牛肉200グラム」とあっても、手元の牛肉が「210グラム」だった時、美味しくなる調味料の量は若干変わってきます。
その調整が経験則でできる様になると、『ちょっと料理ができる様になったな。』と少し自分を誇れるかと思います。
その為にも、何度も味見をして、味の調整を試しながら日々精進です!