一言感想文

2023.03.02

【雑記】パロディと著作権と「せかさんといて」

授業のために子どもたちの教室へ…するとやかましい声 楽しそうな声が聞こえてくるわけです。

「おつかいじゃんけんじゃんけんぽん。」「俺はパーをだしたぞ」「まぁ楽しかったらいいじゃないか。」(時計のジャンケン…四皇パロディかな?)

「おつかいじゃんけんじゃんけんぽん。」「俺の勝ち」「えーーー」(世界の本田…パロディか?)


めっちゃ子供達ループするやん…

「せかさんといて、せかさんといて…」

…あっこれ違う一度聞くと頭の中をループしてしまうタイプの曲…『星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲』やわ。(カレーうどんたべたい)


パロディガッツリのボカロ曲…サムネの『進撃の巨人』然り最近のミームをガッツリ取り入れてますね。

パッとみただけでも、ブルアカ・ポプテ・めざまし…「〇〇なんかねえよ」とかまぁとにかく詰め込んでいます。

インターネット老人会に片足突っ込んでる身としては『あの時のニコニコ空気感だ』という印象があり新しいのに懐かしい感じがします。

そこで子供が「この曲『プロセカ』に入ってんねん」…えっ?プロセカ?あのプロジェクトセカイのプロセカ?

えっ…「著作権大丈夫?」 いやパロディやから…大丈夫か、銀魂でも赦されてたし(赦されてない)大丈夫か…いや大丈夫じゃない?

バレなきゃ困るパロディ

先に答えを書いておくと著作権的には大丈夫そうです。

パロディの意味を少し調べてみます。

【パロディ】
衆知の作品や有名作品の表現を誇張したり、もじったり、模倣したりなどして、面白くつくり替えたものをいう。(weblog)

もう少しわかりやすい話を言うと「元の作品を真似て笑いにする感じ」じゃあそれって著作権違法に当たらないの?
と言うことで気になって検索してみるととてもわかりやすい動画がありました。

ざっくり言うと『法的』には

・コンテンツのマネはNG→ドラえもんを赤くして アカエモンとかはダメ。
・アイデアやコンセプトのマネはOK→コンテンツとして表現されていないので著作権には守られていない。

・作風設定ワンシーンならOK

実際は…黙認されてることがおおく、名誉毀損(イメージを損なう表現)や商用利用してしまうとNGが出る場合が多いようです。

パクリはバレちゃ困る、パロディはバレなきゃ困るリスペクトがあるからパクリじゃない。なんて言葉もありましたがこの辺りは結局黙認されている部分が多いようです。

今回の『星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲』については、作風設定・ワンシーンを利用しているのでOK まぁ・・敬意を評してると言えなくもないのでパロディが許されている場面だと思います。 (プロセカに入った時に許可は取ったのかもしれないけど)

一昔前の『ミクがネギを背負ってやって来る』なんかは皮肉まじりだったのでこの辺りは怪しそうですね。

パロディ否定派、肯定派

パロディ嫌いな人もいますが私は雑食なこともあり(元ネタがわかるとクスッとできるので)結構好きです、えぇ…『僕とロボ子』好きですよ(笑

と言うことで今回は雑記になりました、パロディや著作権について子供達にしっかりと説明できるようもう少し認識を深めたいところですね。

執筆者:クロピヨ