言葉
2022.10.13
【欺瞞】(ぎまん)ーざっくり解説ー
【欺瞞】(ぎまん)
ざっくり一行でいうなら・・。
《名・ス他》
人の目をごまかし、騙すこと
例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)
欺瞞(ぎまん)
『欺瞞』これは前回の拙速(せっそく)と比べて割と耳馴染みの言葉ではないでしょうか?
この『欺瞞』ということば 意味は前後読めば割とわかる言葉で、なんとなく読み飛ばしてしまっている人も多い気がします。
とはいえ、そもそも一文字目がすでに欺く(あざむく)なので文字からイメージしやすい言葉かもしれません。
・・・意味は「人の目をごまかしたり、騙したりすること」と言った感じで実際に使うのは『欺瞞に満ちている。』とかもよく漫画で見かけますね。
「欺瞞に満ちる」と言うことは、少し誠実でない部分がある、といった程度でなく、嘘や騙しで溢れかえった状態ってことなので漫画やアニメの中だけで聞きたい言葉です…。
ちなみに欺瞞という言葉は『欺瞞的』また『欺瞞性』と言う表現もつかわれどちらも「欺瞞の性質や傾向を持っている」という意味合いで使われます。
少しわかりにくいですが、
『欺瞞的』…であれば嘘をついているわけではないがもはや嘘をついているのと同義・・・的な感じで捉えれば問題ないと思います。
まぁ実際は漫画や小説のときは雰囲気で読めばいいんですけどね。(笑)
自己欺瞞って?
欺瞞に触れるからはには「自己欺瞞」という言葉にも軽く触れておきます。
自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。(<小学館 デジタル大辞泉>より)
自分が悪いなってわかってるのに、相手も悪いところあるしな、しょうがないって自己正当化する感じです。
身近な例を出すと
『ネットで人を叩くのがダメな事』ということを理解していても『〇〇さんは不倫をしたからネットで悪口を書いて叩く』みたいな思考でしょうか。
『自己欺瞞』についてはいずれ単体で書けそうなくらい少しややこしいことばなのでこのあたりで、今回のざっくり辞書テーマは『欺瞞』(ぎまん)です。
欺瞞の使用例
「彼の言っていることが欺瞞だということに彼女はまだ気づいていない。」
「内部告発により、多くの欺瞞が暴かれた」
「あなたのその考え方は自己欺瞞に陥っているわ」
とかですね。
ーー雑記ーー
今までに比べてだいぶん漫画やニュースで聞く言葉…義満(ぎまん)ですが、小学生に「欺瞞って何?」って一言聞かれて・・あー・・・「なんかこう「悪いことだよ」嘘ついちゃダメだよ。」と濁し、あれ・・明確な意味って・・・?いやまさに小学生相手に欺瞞を仕掛けた感じになってますが、こう言った考えるキッカケは日常にあるもので日々精進していきたいですね。
ちなみに今回の文章で一つ『欺瞞』ではなく『義満』という言葉になっていることに気づいたでしょうか?ただのタイプミスですが…こう、ネットの情報をパッと鵜呑みにせず騙されないようにいきたいものですね。
ちなみに足利義満(よしみつ)は金閣寺を建てた人。…嘘じゃないですよ(笑)
と、欺瞞に溢れた世の中で過ごしたくはないですね!
ということでざっくりというなら『欺瞞(ぎまん)』とは
人の目をごまかし、騙すこと
でした。