2023.06.29
【呆気】あっけ ーざっくり辞書ー
ざっくり一行でいうなら・・。
驚き呆れる、またぼんやりとしたさま。
例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)
【呆気】(あっけ)
一つは、普段使いはしないけど、文章でよく見る『呆気(あっけ)にとられる』という言葉で使いますね、意味は:『思いがけないことにであって驚く、また、呆れるさま。』ですね。
呆気と呆気にとられるはかなり近い意味合いで納得ができるのですが、昔から少し納得できない言葉あります。
そのことばとは『呆気ない』です。
意味は:『思ったよりおもしろみがなく、期待外れでもの足りない。』
『呆気』が『無い』、なのだから『驚きあきれ』が『無い』だから逆に面白いことを指すのでは?と思っていたのです。(ちょっと残念な疑問かもしれませんが苦笑)
同じような雰囲気で、『味気ない』が『味気』が『無い』みたいなイメージで捉えていました。
なぜだろうと語源から考えてみると答えが出ました。
「呆気ない」は「飽気無(あくけなし)」が変化したものといわれているらしく、「飽気無」は「不十分」の意味からきているようで。
『呆気』が『無い』という考えからでは無いようです(※諸説あり)
あっけない話ですが、長年の疑問もGoogle先生に語源を尋ねれば10秒で解決とこんなもんですね。
唐突に始まる漢字クイズ
今回の【呆気】(あっけ)わりと言葉としても文字としても目にすることは多いものの『書いてみて』と言われてサッと書ける人は少ないのでは無いでしょうか。
(あ〜知ってるけど思い出せない・・という感じ)
呆気…あっけ…思い出せないということで簡単なクイズを
呆気者
なんと読むでしょうか・・・。
「ほうけもの」ではありません、
答えは…「うつけもの」です。
ほかにも「空け者」(うつけもの)と書く場合もありますね。
では例文になります。
====例文====
「持っていたバッグをとられ呆気に取られていた」
「積み木のお城が呆気なく崩れ落ちた」
「日曜日は大抵あっけなく終わってしまう」
おわりに雑記
今回は【呆気】(あっけ)でした。
「あっけない」で思いつくこと…そうですね…。
創作物では『人の死をあっけなく扱う作品』はいくつかありますね、幽遊白書なんて一話で主人公は死にますし、ゾンビランドサガとかも開始数分で…。
あとは有名なところだとドラゴンボールで呆気なく死んで、わりとすぐに復活などいい意味で死ぬことが軽い漫画などはありますが(読みやすさorギャグ漫画的に)
しっかりと生死を描いているのに呆気なく子供が死ぬ「ぼくらの」という作品は一度は見ておいて欲しい作品かも。
この作者の作品はどれも心に来るものがありますね…。
と漫画紹介はまた別の機会に。
ということで今回ざっくりというなら【呆気】(あっけ)とは
驚き呆れる、またぼんやりとしたさま。
でした。