オンライン対戦で負けてもネガティブな感情に負けない方法【リプレイを利用する】
今回は初心者の方に向けて、ちょっとメンタル寄りなお話をしていきます。
コンボをちょっと練習してみたし、意を決してランクマッチ行ってみよっ!からの…。
「KO!」
と、どうしても初心者のうちは特に「負けてしまった」と言うことに意識をとらわれがちーー
「えっ、勝てない…」
「連敗して、やる気なくなった…」
「才能がないんだ、やめよう…」
ってやつです、なんなら初心者から脱出した中級者や上級者でさえもこう言った思考に陥ることもあるかも。
格ゲーってどうしても「勝ってなんぼ」部分があるので、負け続けるとモチベーションがダダ下がりすることもわかります。
「負けた方が経験値が多い」
と言うことを感情だけでなく論理的に捉えてネガティブな感情にとらわれないようにしましょう。
客観的に物事を見ると論理的・・・というか、冷静に判断しやすい(岡目八目的な話ですね)と言うことで今回は「リプレイ機能」をメインに考え方を変えていきます。
「一つ見方を変える」と“負け”を経験値に変えてポジティブ(前向きな)感情として捉えれるようになるよ!…というのが今回のお話です。
「負け=失敗」ではなく「負け=勝つための情報」を得たと考える!

大事なことなので最初に言いますが、オンライン対戦での負けは、“情報(技術)収集のチャンス”です。
負けたからって一概に下手なわけじゃない。自分には何が足りなかったのか?ジャンプしすぎ?投げ擦りすぎ?それを“知れる”のが対戦であり、リプレイなんです。
たとえば、
- 毎回同じパターンで飛び込んで、対空されて負けてる
- 投げが通らないと思ったら、相手の「投げ抜け」癖を見逃してる
- ガードばっかしてるから、相手のドライブゲージが減らない
こういうの、自分では意外と気づけないですが、リプレイを見返すと、冷静に「やられた理由」が見えてくるんですよね。
初心者でもできる「リプレイの見かた」

「リプレイ見るのめんどくさい…」って気持ち、正直あると思いますが、まずは一本特定のポイントだけでもみてみることをお勧めします。
中級者の人は「この技には自分のどの攻撃なら反撃できたのか」「苦手な技の対策をするためリプレイをここから自分でプレイする」と言うことができるようになりますが初心者のうちはどこを見ればいいのかわかりにくいので、まずは「特定のポイントをみて復習しましょう」
おすすめのポイントはこれだけ:
「負けた試合」を見直すとして。
- ダメージを喰らったシーンを確認してみる
→ 「どの技をなぜ」喰らってしまったのか、相手が何してきたのか?を確認
- 「確定反撃」にしっかりとダメージを取れているか →昇竜拳やSAをガードした時しっかりとダメージを取れているか
- 自分のイメージと同じように動けているか
→ 前に行ってるつもりでもどんどん後ろに下がったり、地上にいてるつもりでも思ったよりピョンピョンしちゃってる…など
- ダメージを喰らったシーンを確認してみる
「この行動、もうやめよう」
「次はこの場面でガードしとこう」
これがわかるだけで、試合での成長率が上がります。
リプレイを意識して、上手くなる上で
意識するポイントはなるべく一つ、多くても二つまで。
今回は「対空をしっかりしよう」「インパクトからのコンボだけは失敗しないようにしよう」と絞ることで一つずつ強くなれます。
特にストリートファイター6では「特定の位置から自分がリプレイを操作できる」機能があるのでこれを利用して反撃失敗したところをなん度もリプレイで確かめたり、リーサル(倒し切り)チェックできるのでうまく活用してみましょう。
“成長が見えると、負けが楽しくなる”
スト6はほんとよくできてて、負けても自分のリプレイを残せるし、
上手い人のプレイも見放題。
だから、ちょっと前の自分より“できることが増えた”だけで、めっちゃ楽しくなってきます。
- 初めて対空が決まった!
- 投げ抜けできた!
- ヒット確認がちょっとできた!
もうこれだけで、実はしっかり成長してます。自分を褒めてあげましょう!
最後に:勝率よりも、「昨日の自分より一つ成長」を目指そう

スト6を長く楽しむコツは、“勝率にこだわりすぎない”(こだわりすぎないだけで勝ちは意識しますよ)上達してる実感があれば、負けてもちゃんと楽しいんです。
負けて悔しい > リプレイで反省 > 確認した場所のミスを減らす > 勝てる試合が増える
このサイクルを楽しんでいきましょう!
おわりに(雑記)
今回は、負けても凹みすぎずそれを糧にして強く生きろ!みたいなお話です。
「格ゲーって負けた時が一番勉強になる」と、上級者の人がよく言いますが、実際最初はピンとこないかもだけど、本当にそうなんです。
負けてもへこたれず、よし次はどうすれば上手くなれるかな、コンボ調べてもっと上手く戦えるようにしよう!と前向きに行ける人はいいですが、「僕なんて、私なんて…」と思う人は「リプレイから自分を見直す」という手段を持っておくのもいいものですよ。