言葉
2022.12.22
【侃々諤諤】(かんかんがくがく)ーざっくり解説ー
っくり一行でいうなら・・。
ひるまずに自分の意見を述べ、議論の盛んなことの形容。
例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)
【侃々諤諤】(かんかんがくがく)
よく『喧喧囂囂』(けんけんごうごう)と混同して「カンカンゴウゴウ」とか「ケンケンガクガク」とか言われたりしますが正解は『カンカンガクガク』…ですが実は『ケンケンガクガク』も正解になります。
『喧喧諤諤』は本来『侃々諤諤』と『喧喧囂囂』の誤りですが、混ざって覚えられてしまい、いつの間にかそちらが定着してしまい辞書に認められた言葉です。
(重複は本来『ちょうふく』と読んでいましたがいつの頃からかを『じゅうふく』と読んでもOKみたいな感じですね。言葉は意外と寛容です。)
そもそも『侃々諤諤』(かんかんがくがく)って『侃々』って文字を普段から見ないから間違えがちなので分解してみましょう、
侃々(かんかん)→気性が強く信念を曲げないさま。
諤諤(がくがく)→遠慮しないで正しい(と信ずる)論を述べたてる様子。
喧喧(けんけん)→やかましいさま。がやがやして騒がしい様。
囂囂(ごうごう)→ガヤガヤして騒がしい様。
これらから
『侃々諤諤』信念を曲げず、論ずる。
『喧々囂囂』やかましく騒ぐさま。
に分かれます。 一つ一つ切り分けると 割と違う意味なので間違えなくて済むかも。
ちなみに『喧々諤諤』は議論が白熱し、銘々が自らの主張をし、収拾がつかなくなった状態。
と二つの意味をいい感じに合わせた様になっています。
侃々諤諤(かんかんがくがく)の使用例
「彼は怯まず侃侃諤諤と自分の意見を話し出した」
「反対意見に対して怯まず自分の意見を侃侃諤諤と述べてください」
「侃侃諤諤はよく喧々囂囂とまちがえられ喧々囂囂という言葉を生み出した」
ーー雑記ーー
侃々諤諤・・普段あまり使うことはないですね。(笑)
本当に普段つかずあまり漫画とかでも見ないので、誤表記されやすいという印象しかない四字熟語ですが・・・・まぁ呪術廻戦の言葉を見た時にこの言葉を思い出したくらいですね。
ということでざっくりというなら【侃々諤諤】(かんがんがくがく)とは
ひるまずに自分の意見を述べ、議論の盛んなことの形容。
でした。