言葉

2021.03.29

【愧赧】(きたん) ーざっくり解説ー

【愧赧】(きたん)

ざっくり一行でいうなら・・。

恥じて赤面すること。


例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)

【愧赧】(きたん)・・・

意味は「恥じて、赤面すること」。今までいくつかの熟語を紹介してきましたが今回は特筆難しい。

愧赧の念をも忘れる程に懐かしい/山月記(中島敦)

偶然山月記の一文を見ることがあり、少し調べてみたら変換ですらでない熟語、愧赧(きたん)
難しすぎて普段使うことはないと思いますが、意味は上記の通り「恥じて赤面する」ことです。

書く内容が思い当たらないのでとりあえず漢字一つ一つ

『愧』読み方は(ギ)(仏教用語)で他人に対し自己の罪を恥ること。
『赧』読み方は(タン)ですが、赧らめるとも書き読み方は(あからめる)。

『愧』他人に対し自己の罪を恥じ、顔を『赧』らめる(あからめる)。

ということですね。・・・いや難しい。

愧赧(きたん)の使用例

「愧赧してしまうほど、私は私を赦せない」

すみません、例題として出したものの色々な資料を調べても山月記の一文が出てくるのみでもうほとんど使われない言葉のようですね。

今回は内容が難しく短い目になってしまいましたが、ざっくりいうと『愧赧(きたん)』とは

恥じて赤面すること。

でした。

一行辞書まとめはこちらから

執筆者:クロピヨ