言葉

2023.10.19

【修辞】しゅうじ ーざっくり辞書ー

ざっくり一行でいうなら・・。

言葉を効果的に操り、巧みに、美しく表現すること。


例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)

【修辞】(しゅうじ)

最近読んだ本に「小説家だから修辞かもしれない」的な内容が書いていたのですが、なんとなくで流していた言葉ですね。

修辞の意味は「言葉を効果的に操り、巧みに、美しく表現すること。」ですが、

日常だと修辞法(レトリック)が使われています。
修辞の法則や方法…と聞くとちょっとわかりにくいですが「倒置法」や「比喩表現」と言えば伝わりやすいでしょうか?

少しだけ修飾法のお話

例えば、「昼から雨が降っている。」

と言う言葉したいして。

【倒置法】では

雨が昼から、降っている。

となり、強調したい部分を前に持ってくることにより、伝えたい言葉がわかるようななったり、説得力を増したりします。

【比喩表現】では

昼から「浴槽をひっくり繰り返したような」雨が降っている。
→何か〇〇のようなと「他のたとえ」を出して表現していて雨量がなんとなくイメージできるようになります。

【誇張法】だと

昼から溺れそうなほど雨が降っている

→誇張することにより説得力を増します。
(めっちゃ雨降ってるんやろな・・って思わせれる感じですね)

他にも「擬人化法」「擬態法:オノマトペ」「体言止め」…など国語の授業で習ったような言葉が並びます。(こうやって並べて表すのも「列挙法」という修辞ですね。)

文章の特定の部分に修辞法使うことにより、説得力のある文章になりますが、逆に多用しすぎても訳わからなくなるのでやめておいた方がいいですね。


例)浴槽をひっくり返したような雨、じめじめとした昼に来た。

と、結局何が言いたいんだこの人…そもそも元の文章と意味が変わってしまってないか…となってしまうのでしっかりと言いたい部分を強調するような形で使用しましょう。

修辞(しゅうじ)の使用例

「彼は修辞の使い方がとても上手くいつも楽しく話を聞かせてくれる。」

「『倒置法』『列挙法』『擬人法』などいろいろな修辞法がなかなか覚えれない。」

ーー雑記ーー

小説を読むと、微妙にわからない単語が出てきてモヤモヤしますね。

『修辞』『ごま塩頭』『メメントモリ』などわかるようでわからない言葉…

つい前後の文章でなんとなく補完してしちゃうことが多いのですが、「作者の意図」と違う解釈をしてしまうのは物語を楽しむ上でとても「もったいない」ことかなと私個人は考えてしまうので、


こういった時こそ辞書(スマホですが)で調べて少しでもいいので言葉を覚えることがなんだか人生が豊かになったり…するかどうかは人それぞれですが、少なくともいちいち電車でスマホ片手に本を読むなんてことをすることはなくなりそうです。(笑)

【修辞】(しゅうじ)ざっくり一言で言うなら

考え方や知識のあやま言葉を効果的に操り、巧みに、美しく表現すること。

でした。

執筆者:クロピヨ