言葉

2023.06.01

【兎角】とかく ーざっくり辞書ー

ざっくり一行でいうなら・・。

あれやこれや、かれこれ


例のごとく自分用にざっくりとまとめたものになっているので、詳しい解説は辞書をご覧ください。(責任回避)

【兎角】(とかく)

あれやこれ、かれこれ と言われてもとてもわかりづらいですが「とにかく」って意味ですの方がわかりやすそうですね。

正直、雰囲気で読めてしまう、読んでいる言葉代表ではないでしょうか?
「とかく」これは歌や文章で使われたりしますね。
「兎角」というより「兎に角」=「とにかく」と言う形で普段使っている言葉にもなりますね。

_人人人人人人人人人人人_
> と・に・か・く・! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

みたいな感じで漫画でもよく使われる表現です。

とにかくってなんで兎?

とにかく→漢字で書くと「兎に角」ですが

これは当て字になります。

当て字とは漢字の本来の意味に関係なく、音や訓を借りてあてはめた漢字。ですね。

目出度(めでたし)とか、素敵(すてき)なんかも当て字ですね。

ただし、それとは別に実は「兎角」には本来の意味もあり

中国の伝統的古典籍または仏教関連の言葉として(出典が曖昧で申し訳ない)では「兎角亀毛」問いう言葉があり、「うさぎに角が生えたり亀に毛が生えていたり」で、「実際にはないもの、ありえないもの」をさすことがあります。

まぁ、普段使いの「とにかく」については当て字なのであんまり気にしなくていいと思います。

====例文====

「とかくあいつは保守的なやつだ」

「とにかく今から急いで街に向かわなくては」

「兎角この世はすみにくい。」

おわりに雑記

今回は【兎角】(とかく)でした。

「兎角」…というより「兎に角」「とにかく」は今まで紹介した言葉の中でも一番使う言葉ではないでしょうか?

「兎角」この漢字から想像するとドラクエの「いっかくうさぎ」や「アルミラージ」あたりを想像してしまいます。

あとは、サムネにも使用した「ジャッカロープ」(うさぎのツノがある空想上の生き物)あたりもふわりと思い出させてくれます。

ジャッカロープ

なんだか少しロマンがあって好きですね。

ということで今回ざっくりというなら【兎角】(とかく)とは

あれやこれや、かれこれ

でした。

執筆者:クロピヨ