本紹介
2023.06.01
【HELLSING】好きな作品の好きなキャラを語る【少佐】
諸君、私は少佐が好きだ。
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ハルクマです。
今回は平野耕太先生の「HELLSING」の「少佐」好きな所を好き勝手に喋っていきます。
※HELLSINGは20年以上前の作品ですが、ネタバレを気にする方はご注意ください。
そもそもHELLSINGってどんな作品?
平野耕太先生、通称「ヒラコー」が1998年〜2009年まで連載していた全10巻の吸血鬼と狂人が殺しあうバトルアクション漫画です。
名言・名台詞が多くHELLSINGは見たことないけどこのセリフは見たことある!みたいなのがあるかもしれません。例えば
「よろしい、ならば戦争(クリーク)だ」
「小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタ震えて命ごいをする心の準備はOK?」
「見敵必殺!見敵必殺(サーチアンドデストロイ)だ!!」
等々。
主人公のアーカードを始めインテグラ・リップヴァーン・アンデルセン・ペンウッド…どのキャラも個性の塊でキャラが立ちまくってます。ほんとカッコいい。
そこまで出番がないキャラでさえしっかりキャラが立ってて引き込まれます。
ヴァレンタイン兄弟とか序盤に襲撃に来た敵キャラってだけなのに印象にしっかりと残ってます。
また、効果音が強いです。どういうこと?ってなるかもしれませんがインパクトが強かったり見た目の力強さだったりと、こちらも印象に残る物が多いです。
諸君、私は少佐が好きだ。
私が最も好きなキャラは「少佐」です。
主人公であるアーカード達「ヘルシング機関」の敵として登場する「ミレニアム」の指揮官。ラスボス。なのですが、少佐の名前は作中で語られません。(ちなみに5巻の裏面に少佐の身分証が描かれていてそこからギリギリ読み取れないくらいの文字で書かれてたり、外伝では名前が出ています。)
アーカードが言うには「度し難い戦争狂」。でも少佐って聞くとこの少佐が出てくるくらいには印象が強いです。
軍人であるにもかかわらず運動できない、チビでデブでまっすぐ歩いてくるインテグラに銃を7発撃ってようやく最後に1発当てれる位。(この時、初めて弾を当てれたらしいので、これまでは全弾外している模様)「どうやって親衛隊に入ったんだろうこの人」と言われる始末。全弾外してるなら言われても仕方ないですよね。
策略や軍略がマイナスを打ち消すほどに優秀だったのかもしれませんね。実際その策略でアーカードの打倒を達成しています(アーカード復活したけども)
ちなみに甘党の様子。さすがデブ(偏見)「執事 バーホーデンのココアをよく練って持ってこい ミルクと砂糖ありありで」といってる場面もあります。
口を開くたびに名言が飛び出すカッコいいデブ
とにかく喋るたびに何かしらの名言を残してる少佐。
「戦争の歓喜を無限に味わうために 次の戦争のために次の次の戦争のために」
「さあ諸君 地獄を作るぞ」
「敗北(ほろび)が始まったのだ 心が踊るな」
「88mm(アハトアハト)………!!そいつは素敵だ 大好きだ」
「さあ来い!!敵はここだ!!ここに居る!!君はそこに居て 私はここだ ここにいる!!」
などととにかくカッコいい。世界一カッコいいデブとも言われてます。
特にあの演説を覚えようとした人も多いのではないでしょうか。1話の半分以上を使ってこの演説をしています。口に出して読みたいですよね!!!!
セリフだけがカッコいいわけではない!
吸血鬼になろうと思えばなれたものを自分の意思で拒絶する精神。
この作品の吸血鬼は、「力」「反射神経」「集中力」「第六感」「身体能力」「特殊能力」「耐久力」「吸血能力」「変身能力」「不死性」等々、めちゃくちゃ強い存在で「戦争の歓喜を無限に味わうために次の戦争のために次の次の戦争のために」と言っている少佐からしたら喉から手が出る程欲しい能力です。
しかし少佐曰く「血液を魂の通貨として他者を取り込み続けなければ生きていけない様な アーカードの様な哀れな化け物と あんなか弱いものと一緒にするな」と言い「私は人間だ 人間は魂の 心の 意思の生き物だ」「私は私だ」と人間であることを誇りとし、体が機械になろうが脳味噌だけの存在になろうが吸血鬼にはならないと言う強い意志を持っています。
また、ミレニアムは吸血鬼で構成された1000人の集団なのですが、ただ1人指揮官である少佐だけが人間です。少佐だけです。このミレニアムを準備して作り上げたたった1人の人間です。
吸血鬼1000人も居たら少佐が殺されていてもおかしくないのですが、誰も反乱を起こさず敬意もあり慕っている。これは少佐のカリスマ性からなるものではないかと思います。
もし見てないなら見て欲しい作品
今回は少佐について喋りましたが他にも魅力的なキャラがたくさんいます。口に出して言いたいセリフがたくさんあります。手に入れたら口に出して読んでください。
古い作品ですが古本屋によく並んでたり、漫画喫茶等でも見かけますので是非読んで欲しいです。
ちなみに2番目に好きなキャラはセラスです。機会があればこっちも語りたいです。
今回はここまで、お疲れ様でした。