雑記

2023.10.12

AdobePhotoshop「生成塗りつぶし」(AI)で遊んでみる

ChatGTPやらイラストAI問題など何かと話題のAIですが、 最近のアップデートでPhotoshopにもその波が来ました。

Adobeにはもともと「Adobe sensei」が入っていましたがついにAIイラストのような「生成塗りつぶし」Photoshopに導入されました。ちょっと「イラスト系のAI触ってみようかな?」と思っても「登録とか考えると面倒だなー」と二の足を踏んでいたのですがPhotoshopに入ったなら別、遊んでみます。

と言った雑記新しい機能の紹介になります。

思ったより簡単にできる『生成塗りつぶし』

とりあえずは基本となる写真を選びます。

特にこだわりはないのでこれでいいでしょう。(適当にAdobeストックから持ってきました。)

この右下を選択し(点線で囲ってるところですね。)『生成塗りつぶし』を選択この辺りに「犬」を呼び出したい…と思った場合、AIイラストでは特定の言葉(プロンプト)を入れて呼び出すのですが今回はそこに「dog」と入れます。

するとぱっと見自然な「犬」が「造られましたね」…ほんとこれだけ!操作手順としては

1.何か入れたい部分を選択ツールで囲う

2.入れたい「言葉」(プロンプト)を入力

これだけでできます…ほんと簡単!

だけど…さっきの画像よくみると犬の肩のあたりちょっと謎の尻尾だかなんだかわからないものが生えてきてしまっています。AIで生成すると往々にこう言った事は起こるのですがご心配なく。
他の候補もしっかり生成してくれます。

ちょっとイメージと違うな・・・(苦笑)

紫の炎を纏ったような犬がでて何が起きてその状況に…みたいな画像も出ます。
気軽に試せるので自分の狙ったやつを出せるよう何度かトライしてみましょう。

AIイラストがガチャって言われてたのはこう言う感じだったんですね・・しみじみ。

どうせならしば犬みたいなやつここにおきたいな…。プロンプトが日本語にも対応している(はずな)ので試しに「しば犬」と入力します。

お?ええやん・・!

と言う感じで狙いの画像が発見することができました。

また何度か作ってるうちに癖や弱点みたいなのも見えてきますね、「青い気球」とプロンプトに入力しても、「青い風船」が出てきましたがこれは 「気球」も「風船」も英語が「balloon」なので起きる問題みたいですね、もう気球に少し絞れるよう「hot air balloon」と調べるときっちり「気球」が表示されるようになりました。

基本的には英語での入力がよさそうですね。

生成中のTipsにはこうやって自慢してきたから試したのに…(笑)

日本語の入力もそうですが、日本語曖昧なニュアンスまで読み取れるようになるにはもう少しかかるかもですね。

『生成塗りつぶし』はさらに背景すら生成できる

『足りない背景を足すことができます』、ちょっとわかりにくいので実践でお見せします。
「鳥の大群」を右上に配置したのですが気持ち悪いので(苦笑)その部分を『選択せず』に切り抜きます。

これを…下の画像のように!(右の鳥の部分+周りに余白)

そしてできた画像を新しいキャンパスに貼り付けて…同じように「生成塗りつぶし」を選択します。

すると…

こんな感じで背景すら生成されます。

いやほんとこれはすごい…。比較するとこんな感じ。

あとは右上が寂しいのでタイステージ()にして完成ですね。

と、適当に思いついたことを「やろうと思えばすぐできる」のがこの「生成塗りつぶし」の面白いところ。

使い所としてはブログのサムネイル画像も自分で作れるので著作権を気にせず「サッ」と作れるのがいいところですね。

一応注意点としては、キャラクターもの…所謂「カービィ」や「ポケモン」などは著作権の都合上表示できなかったり、難しい漢字「鯨(くじら)」などはエラーが出たのでその辺りは少し気をつけた方がいいかもですね。

Photoshopを持っている人は息抜きにちょっと遊んでみてはいかがでしょうか?

執筆者:クロピヨ