沖ハマりの日常 vol.64

沖ハマりの日常

「北海道がいい」とか「ネズミの国」がいいとか言ってたはずなのにー
気がついたら那覇空港にいてしまうような沖縄好きの戯言です。

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№174 濃い泡盛は「強く」なく、薄い泡盛は「弱く」なかった

今では余り気にせずに市場裏の「せんべろ」辺りでも楽しく回れそうですが、以前の僕は、酒が強い方ではないので”酒豪”イメージのある沖縄では、お店に入る前から「呑まれてしまうシンドさ」を心配してしまい、余り居酒屋さんに行く事はなかったのですが、そこには、多少、「誤解」がありました。

 まだ、僕が現職の頃、職場の同僚と沖縄に行った時に、”後輩”君が「僕のために」という名目で沖縄支店の女性数人を誘って、国際通りで一緒に飲む機会があったんです。ホントは弱いくせに「お酒が強いですねぇ」なんて若い女性に言われたので、若干、調子に乗って泡盛をストレートで飲んでいました。

ところが、沖縄の彼女達といえば、やれ「水割り」だの「私は”うっちん”割」だの「ソーダ割」だのと、泡盛を何かで割って飲んでいたんです。ちなみに「うっちん」とは「ウコン茶」でした。沖縄は女性でも酒豪イメージがありましたが、『そりゃ、沖縄でも(酒に)弱い人もいるわなぁ』って妙に納得したのです、その時は。

宴会が始まって2時間ほど経ったので、僕たちは”いつもの”ように「そろそろ終わろうか」と”お開き”にして、彼女たちに負担させることなくお会計を済ませて、お店の前で彼女達と分かれました。彼女たちに勧められるまま泡盛を呑んでいた”若手”君は、ひとりに出来ないほど千鳥足で危うく、国際通りのホテルまで連れ帰りました。

もっとも、沖縄女性との会話にテンションが上がり、ベロンベロンになったのは”若手”君だけでなく”後輩”君も”同僚”A君もB君も、もちろん僕も酔っぱらっていたので、誰も二次会に流れる事もなくシャワーすら浴びずに寝てしまったのでした。

翌朝、”後輩”君が女性たちに「お疲れ様メール」を送ったのですが、聞くところによると、僕らと分かれた後に彼女達だけで二次会に行き、何時間も飲んでいたらしいのです。まだ頭の痛そうな”若手”君は、それを聞き、「沖縄の女性は酒が強すぎますよ。僕は沖縄の人とは結婚できません」と、求婚もされていないのに勝手に宣言していましたが、ふと彼女たちとの会話を思い出しました。

「結構、飲み物を多めに割って飲むんやね」と聞いた僕に、「濃いの作ったら酔っちゃうじゃないですか」と返されたので、『内地の男ばっかりで警戒されてるな』と思ったのですが、いや、警戒もあったのでしょうが、単純に「沖縄の飲み会は時間が長い」と後に知りました。そもそも電車がないので終電なんて気にしないし、歌って踊る文化は2時間や3時間の”飲み会”は「短すぎる」らしいのです。

つまり、飲み会は基本的に長時間に及ぶので、長く楽しめる自分のスタイルで飲むそうです。そもそも、彼女達は”お酒に弱い”から泡盛を薄めていたのではなくて、長く飲むために「薄い泡盛」にしていただけのようでした。

隣の彼女が言ってくれた「お酒が強いんですね」は、「このペースで数時間も飲むなんて!」って、勘違いされただけでした。この文化の違いをはじめから知っていれば、”若手”君は彼女達に恋をしたのかも知れなかったのですが、「何時間も続く仕事の飲み会」なんて考えると、僕は内地で良かったと心から思います。

※僕の好きな泡盛「忠孝」ですが飲み過ぎると酔います。
「瑞泉」も好きですが酔いすぎる事があります。
「御酒」は名作ですが反省するほど酔いました。
※翌日のために「酒豪伝説」を飲む事をおススメします。

№175 176,770円で掴めるのは”自由”か”不自由”か

伊丹空港から那覇までの航空料金が39,630円、那覇空港からモノレールで見栄橋まで320円、39,950円あれば、国際通りまで行けるのは確認できた。伊丹空港までは1,020円だ。

泊まった事のある那覇のゲストハウスは、個室だと2,100円だけど、んんん・・やっぱり年齢的にも個室の方が望ましいなぁ。しかも、ひと月連泊となると単純計算で63,000円か!那覇から離れると、比較的新しいゲストハウスもあるけれど、働き口の事を考えると現実的には那覇にしておくべきだと思う。

道端で自作のアオ臭い詩集を売るにも、優しそうな作り笑いを浮かべて人生相談を受けるにも、必要な人通りを考えると国際通りを離れては難しいと思える。

商売っ気を考えないなら、58号線なんかの国道沿いにも人通りはあるけれど、財布の紐が緩い”観光客”を相手にしないと食べていける収入を得るのは難しいと思う。と、言うものの、昔ほど国際通りで露店を見なくなったから、何かと規制が厳しくなっているのかも知れない。

そうなると、パソコンを駆使した仕事にシフトする事も考えなくてはいけないので、ネット環境が整っている事が必須条件となってくるな・・・国際通りのネカフェだと「6時間パック1,140円」を利用するのが最適解かも知れない。

3時間パックもあったけれど、「仕事」としてネカフェを利用するなら最低6時間は働くべきだと思う。僕は、”逃げ出した”身になっても自分に怠惰な生き方をするつもりはないので、週休2日制として20日間働くとなると22,800円のネカフェ滞在費用だ。料金にドリンクバー付きが含まれているのが本当に助かる。

食費は概算になってしまうけれど、朝はファミマの「朝すば」138円、お昼は焼きカレー890円、夜は沖縄弁当なら500円で足りるはず。そうすると、1日1,600円前後だから、ひと月48,000円になるけど、いい仕事ができた日には泡盛で晩酌くらいしたいから2000円の余裕を持たせて50,000円としとこう。

よし整理しよう。

交通費が40,970円
滞在費が63,000円
賃貸料が22,800円
食費が50,000円

締めて、ひと月の逃亡費用は176,770円かぁ。

よし、郵便局で現金20万円を下ろしてきて着替えの下着と一緒にキャリーバッグに入れておこう。これだけ、「逃亡」の準備をしておけば、もう少し仕事が頑張れるぞ!

元の投稿は1.5年前です。つまり、何もかも値上がりした「今」とは価格に差がありますがご了承ください。飛行機代も高くなり朝すばも168円になり、もう176,770円では何も掴めません。