一言感想文

2021.03.29

読了「美しい日本語の辞典」

『美しい日本語の辞典』

家の中に転がっていた本ですが、美しい日本語を選んで収録している辞典なんて面白いなと興味を持ちました。
元々ことわざや四字熟語などは好きだったので、今回はこの本を読んでみることにしました。


趣のある言葉が沢山!

美しい日本語というよりは、古い言葉や言い回しを集めたモノでした。
辞典と言うだけあって、全く知らない言葉も多く、それらを眺めるだけでも読んだ価値があったと感じます。
言い回しなどは特に趣があるモノが多く、自分としては「やにさがる」(にやつく様。キセルを咥えてにやつくと、雁首が上がってヤニが下がることから。)などが好きな言葉です。


擬音語も収録!

慣用句や熟語だけじゃ無く、擬音語や擬態語も収録しています。
こちらは読むと「なるほど、確かにそんな音だ!」と感じるモノばかりで、熟語やことわざと違った面白さがあります。


辞典であったので、しっかり読了出来たかというと少し怪しいですが、パラパラと眺めながら、気になった単語をじっくり読むというのも中々に乙なものでした。

・日本語が好きな人

・辞典が好きな人

・年号も変わったし、ちょっと日本語を見つめ直したい人

という人におすすめです!

執筆者:ネズマエ