沖ハマりの日常 vol.69

沖ハマりの日常

「北海道がいい」とか「ネズミの国」がいいとか言ってたはずなのにー
気がついたら那覇空港にいてしまうような沖縄好きの戯言です。

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№185 くがにくとぅば(黄金言葉)だと素直になれる

偶然耳にしたHYの”てぃーちな×2”ってFMオキナワのラジオ番組ですが、放送を聞く前にタイトルの「てぃーちな・てぃーちな」何て意味だろうって思ってしまいました。どうも直訳すると「ひとつな、ひとつな」みたいで、まぁ「ひとづつ、ひとつづつ」って意味合いらしいのですが、「どんなタイミングで使うわけ?」とか、思っていたら、”おきなわさんぽ”チャンネルさんで教えてくれました。

オジーやオバーが「焦らんと一歩づつ進めなさい」って感じで人を諭すように使うみたいです。ああ深いなぁーいわゆる、ことわざと言うか、沖縄で言う黄金言葉(くがにことば)ですね。

そういえば、大好きな”てぃんさぐぬ花”も教訓歌なんて言われていて、「鳳仙花の花は爪先を赤く染めるけど、親の言うことは心に沁みるんだよ」でしたかね?民謡と言うか琉歌でも心に沁みる言葉が歌われているのだから、そんな”言い回し”がいくつかあるんだろうと思って調べてみました。

「まくとぅそーけーなんくるないさ」:何となく後半部分だけが有名になって「何でもないよ」ってポップな感じで伝わってますが、「誠をしておけば、何て事ないよ」つまり「正しい事を続けていれば、今は苦しくても必ず報われるよ」という努力は無駄にならないと諭す言葉なんですね。売上至上主義の会社を辞めるときに「給料が下がってもなんくるないさー」と強がりましたが、案外正しい使い方をしていました。

「きらまーみぃーしが、まちげーみぃーしらん」:「遠くの慶良間諸島は見えても、近くのまつ毛は見えないよ」って事で、「灯台下暗し」と同じ意味合いですね。「目的に捉われすぎて、足元が疎かになる」ことってありますよね。

「あわてぃーるなーか、よんなー」:「慌てないで、良くないよ」と言うことは、「急いては事をし損じる」って事ですね。なんだか、一つ前の言葉と繋がって、沁みますね。

仕事の量に追われて、「やりたい事」と「やっている事」のギャップがしんどくなっていたんで、たまたま見つけた沖縄の黄金言葉が刺さります。

「ぬちどぅ、たから」:「命は宝」当たり前ですが、「生きていれば何とかなります」ですよ。

桜坂あたりのスナックのオバーに言って欲しいなぁ
「ニーニーさ、命(ぬち)どぅ宝よ、誠ぅそーけー何くるないさー、てぃーちなてぃーちな」

№186 方言だと思っていたのに効果音?

今回は、TVアニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」で、よく主人公(喜屋武ひな&比嘉かな)が口にする「がびんちゅ!」に驚いた話です。

良く耳にする「うちなんちゅ(沖縄の人=沖縄県民)」や「やまとんちゅ(大和の人=県外の日本人)」、「しまんちゅ(島の人=県民と同じニュアンス)」「うみんちゅ(海の人=漁師さん)」みたいに〇〇な人って意味だと疑ってもいませんでした。

ところが、沖縄人気ユーチューバーの根間ういちゃんのチャンネルで衝撃の事実を知りました。言葉の後ろに「んちゅ」をつけるのって、英語の[er]みたいにうちなーグチの一部だと思っていたのに、あれは、沖ツラの”効果音”なんですって。(まさかやー)

最初に覚えたひーなーの「がびんちゅ」もかーなーの「どやんちゅ」も効果音だって!確かに漫画で見返すと「マドモアゼルんちゅ」や「ミーハーんちゅ」は、さすがに方言じゃないよなーと、ういちゃん情報の後なら「そらそうだね」と言えるけど、沖縄方言の若者言葉だと思っていた。

でも、ひーなーの「しょぼんちゅ」なんか、もう方言括りで良くない?方言の若者言葉だと思うと、簡単だから、すぐに真似できるし、「もう、いきなり声かけるからドキンちゅやー」とか、「もうお昼過ぎてるやんか、腹ペコリンちゅや」なんてアリだと思います。

「ペコリンちゅ」なんて、若者からおっさんまでカワイク使えます!使えます?よし、ナイチャー参加型方言として「〇〇んちゅ」を全力で肯定しよう!

№187 15年ぶりに「でーじなとーん」

”うちなーろーど”を書いていると昔の事を思い出すことがあるのですが、久しぶりに「琉神マブヤー」の話を書いた時に、記憶の確認に加えて何か新ネタがないかとGoogle先生に聞いてみると、当時、ポワンとした状態で書いていた時に思った疑問「なんで、ヒットした1の続編なのに主役(マブヤー役)の役者さんが変わったの?」なんて事にも答えが見つかりました。

”大人の事情”らしいです。

たぶん、製作もスポンサーさんも想像以上の大ヒットとなり、色々な利権や利得が絡んだんでしょうねぇと、推測はするものの、ネット上に元祖マブヤーの情報が少ない事に驚きました!少ないのも、そんな大人の事情によるものなのかも知れませんが、かろうじてディマンティスの歌う主題歌を発見しました。

「マイV、マイV、マブヤー♪」ローカルヒーローの主題歌が内地のカラオケに入っていた衝撃まで思い出しましたが、同時に”疑問”も思い出しました。いわゆる「合いの手」の部分で、悪のマジムンの襲来に『(でーじなとーん!)』と叫ぶのですが、()書き部分の「でーじなとーん」は歌わないので、意味を調べる事を忘れてしまっていたのですが、最近、可愛い女の子の声でこの言葉を耳にし、記憶が呼び覚まされたのです。

女の子の正体は、沖ツラ第七話のwebCMに出て来た「すずちゃん(主人公のひとり比嘉かなの妹)」で、台風襲来の夜に「みじんとぅまてぃ、でーじなとーん」と話したのです。一瞬、聞き流してしまいましたが、刹那の違和感がリモコンで数秒分を戻させ、言葉を認識した瞬間にマブヤー記憶が追いつきます。

第六話の終わりで、強烈な台風で内地から来たてーるー(主人公のひとりで”ひーなー”が好きで、”かーなー”に好かれる男の子)を心配したかーなーとひーなーを見ていたから、すずちゃんの話も理解できます。(字幕があったからね)「みじん とぅまてぃ、でーじ なとーん(水も止まって、大変なことになった)」って!そうか!今なら少し分かるぞ、「でーじ=とっても・凄く」だったから、「なとーん」は恐らく「なっている」だね、ここから意訳して、「凄い事になっている」からの「タイヘンだぁーー!」になる訳だね。

マジムンが来て 「タイヘンだー!」台風が来て「タイヘンだー!」ですな! なるほど、マジムンと台風は横並びなんだね。つまり、ユニオン(滅多に営業を止めないことで有名な沖縄のスーパー)が閉まらない程度のマジムンなら心配することない!訳か・・・と、妙に納得。