「北海道がいい」とか「ネズミの国」がいいとか言ってたはずなのにー
気がついたら那覇空港にいてしまうような沖縄好きの戯言です。
№156 おひとり様3缶まで
飛行機が鹿児島を超えた頃に彼女はスマホを取り出し何やら調べ出した。「初日は・・あ、二日目もチューリップか・・・、スパムは3日目だけで・・ミッドランは最終日やね」(横から覗き込むと”スーパーサンエー”のチラシが見える、チラシもスマホで確認できるようになってんなぁと感心しつつも、なんで沖縄行きの飛行機の中でチェックするのがチラシたねん!と思う。)
思っても声は出さない、「帰りに見ても意味ないやん」と返されるのがオチだ。(「観光地やイベントとか調べたら?」なんて言えない。彼女にとってサンエーは既定のイベントだろう。)
那覇空港に着いた→名護市に移動した→神社のお詣りを済ませた→夕食食べた、親族と分かれた後に彼女の予定は実行に移される。その時、ボクは巻き込まれる。
「やっぱり、”おひとり様3缶まで”か・・・」(そりゃ、チラシに書いてましたものね。)「じゃあ・・」彼女は言いかけて僕を振り返り「レジで一緒に居てね」と告げる。
言葉を文字にしただけなら熟年夫婦でも甘いセリフと思えない事もないが、ボクは”お願い”以上”命令”未満である事を知っているので、素直に彼女の押すカートの後ろをついて歩く。
(!でも、ひとり3缶だと、僕も買い物カゴに3缶だけ移しておかないとイケナイのえは?)と思い、声をかけようとしたけれど、レジの順番が来てしまった。「二人だから6缶あります」とレジ係に言った時は驚いたが、係の女性も心得たもので僕をチラッと見ただけで「はい」と答えただけだった。

勘定を済ませた頃にボクが思い出してしまった!『しまった!平御香を買うのを忘れた』明日のお墓参りに沖縄の6本繋がった平たい線香は必須だったのに買い忘れてしまった。
「ナイス!」あれ?思っていたのと違う言葉が返ってきたけど、僕が責任を感じて戻ろうとしたら「荷物多いから車に積むのを手伝って」と言われたので、先に駐車場へ向かう。『(線香を)買ってくるわ』と彼女に言うと、「一緒に行こう」と僕の右袖辺りを掴みながら付いてきてくれた。
売り場に戻り、平御香の置かれた棚にまっすぐ進んで小さめの箱を手に取ると、レジに向かおうとする僕の袖を引いたままポーク缶の棚に向かっている。え?”おひとりさま3缶”ミッションをクリアしたと思っていたボクに
「一会計につき(3缶まで)やで、でも、同じ人のいるレジは気まずいやろ」(同じ店で買うだけで気まずいんやけど・・)「こっち来て、さっきと反対側の端のレジ行くで」(レジを変えたら、もう気まずくないんだぁ)
(これで、”ひとり3缶”ミッションは、やっと完結や)と思ったボクは、彼女のセリフに恐怖する。「今日はもう無理やな・・・時間があったら別のサンエーも行きたかったなぁ」
飛行機で見た光景がよみがえる・・(ああ、明日はスパムで明後日はミッドランかも・・・・)
※人気の「スパム」
※僕の好きな「チューリップ」
※お買い得な「ミッドラン」
おいしい話[ポーク玉子]で紹介した「利きポーク」をやるなら買ってみて!
№157 沖縄では「一般調理器具」だと思っていました。
まずは写真の調理器具を見てください

これだけを見てわかる人は少ないのだと思いますが、この形に見覚えのある人は多いでしょう。
そうです、ゆで卵を細く切るときに使うアレです
ではコレは何を切るのでしょうか?実は、ポーク切りなんです。スパムやチューリップで有名ですがポークランチョンミートですね。こうして見ると、「ああ、なんだか便利」と思うでしょう!だって、包丁が汚れない、均一に切れる、素早く切れる!「ああ、なんだか便利そう」って、思ってください。
前に内地の雑貨店で買ったのが壊れたのを沖縄で思い出したので、スーパーで買おうと探しても見当たらず、仕方がないので通りかかった店員さんに聞いてみたら・・・
「あれ、そんなのあるの?」「ポークなら、包丁で切ったらいいのに」「太く切りたいときは、どうするの」そんな事言ったら、ゆでたまごだって太く切ったのが食べたいときだってあるかも知れない!と反論してしまいそうになるほど、ほとんどの沖縄県民は否定的な意見でした。
しかも、この「ポーク切り器」の存在をご存知の方は居ませんでした。

でも、いいんです。
ボクがボクの周囲の沖縄好きに自慢するだけですからね!いや、これ面白くないですか?切る時の感触が気持ちイイのです。切ったあとの包丁のベタベタとは無縁です。もし、家にポーク缶が10個とか20個あるんだったら、絶対に持っていたほうが便利ですって。
え?そんなに常備してないって! うちにはいつも10缶は用意してあるよ!「なんでよや!」
※ウチのとは違うけど見つけました「ランチョンミートスライサー」って!


