【プロゲーマーに学ぶ】1日ひとつだけ、強くなる。世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀
ウメハラとは
梅原 大吾(うめはら だいご、1981年5月19日 – )は、青森県弘前市出身のプロゲーマー。ジャパン・eスポーツ・プロライセンス保持者。
日本での愛称はウメハラ、ウメ、ウメさん、ウメちゃん、ウメ兄。アメリカでは本名のDaigoのほか、The Beast, Daigo the Beastというニックネームでも知られる。
2D対戦型格闘ゲームにおいて数々の大会を制している、国際的に著名な格闘ゲームプレイヤー。とりわけカプコン社製の対戦型格闘ゲームで実績を多く残し、同社開発本部長(当時)の岡本吉起から「10年に一人の天才」と呼ばれた。身長173cm。
梅原大吾 – Wikipedia より抜粋
ストリートファイターのプロといえば、この人、と言われるぐらいレジェンドで、日本初のプロゲーマーとしてesports業界を牽引してきた有名人。
今日はそんなレジェンドとも言われるプロゲーマーのウメハラさんの著書「1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」から格闘ゲームの上手くなる秘訣(コツ?)についてお話したいと思います。
1日ひとつだけ、強くなる。
ウメハラさんが実践していたのは「一日一つ成長をメモするというもの」。
経験値やレベルアップという概念があるゲームと違って、自分の成長はわかりにくいもの。
- 練習していたコンボが実戦でできた
- 差し返しができた
- 投げ抜けができた
など、昨日までの自分と比べてできるようになったをメモすると、「なんとなく上手くなったなぁ」が「練習していたコンボができるぐらい上手くなった」と具体的でわかりやすくなります。
「ひとつだけ強くなる」という点も優れていて、いろいろなことを欲張らないことの大事さも教えてくれます。
人間いろんなことを器用にしたいところですが、なかなか上手くいきません。
ひとつだけでいい。
ひとつ強くなったら自分を褒めていきましょう。
外側からの評価ではなく、内側に基準を置く
格闘ゲームは「勝った、負けた」の世界なので、ついつい勝ち負けを気にしてしまいますが、内側に基準を置くことの大切さをウメハラさんの本では何度も語っています。
負けたらダメ、と考えると負けたときに、どんどんモチベーションが下がっていきます。
「一日一つ成長をメモする」の例でも書きましたが、自分のアクションに対して基準を置くことがモチベーションを維持することに繋がります。
新しいことができたじゃん!成長じゃん!と自分を褒めちぎっていきましょう。
毎日小さいことを積み上げる
いきなり大きなことをしようとすると失敗したときに「またダメだった」とモチベーションが下がっていきます。
小さいことを積み上げていくのが大事です。
たくさんのことをハードルを上げてやるのではなく、小さいハードルを毎日超えていく。
この積み重ねが最終的に大きな成長につながります。
苦手なことから逃げない
- 対空が出ないから、対空の練習をしない
- コンボを覚えるのが面倒だからコンボ練習はしない
- ヒット確認は難しいからしない
得意なことばかり経験していると、苦手なことをしなくなるので、できることが少なくなっていき、いつか行き詰まります。
苦手なことにもチャレンジしていきましょう。
また、自分は自分に正直です。
逃げた記憶というのは自信の喪失に繋がります。
「あのとき俺は頑張れなかった」「ちゃんと練習しなかったから負けたんだ」「あのときやっていれば…」
そういう経験はずーっとついてまわります。
苦手なことを進んですることはとても勇気と根気がいることですが、上を目指すなら「自分の苦手なことから逃げない」ことが大事ではないでしょうか。
まとめ
- 1日ひとつだけ、強くなる。
- 外側からの評価ではなく、内側に基準を置く
- 毎日小さいことを積み上げる
- 苦手なことから逃げない
格闘ゲームはメンタルやモチベーションがとても重要なゲームです。
ひとつでも参考にして、アクションを起こしてみてください。
おまけ
ウメハラさんを一躍人気物にした動画。レッツゴージャスティーン!!
日清のCMにも出たことがあるぐらい人気者(本家(日清)は公開が終了したようです)
フェルミ漫画大学の「勝ち続ける意志力」も面白いので、お時間があればぜひ。