強くなるために取り入れたい…!考え方とトレーニング
ストリートファイター6は最近の格闘ゲームの中でよくできているゲームです。
ちょうどアクションゲームとスポーツを足して、2で割ったような印象があります。
そんなストリートファイター6で強くなるために特に重要なことが2つあります。
- お勉強
- 反復練習
今回はこの2つをテーマにお話をしたいと思います。
お勉強
「お勉強」と聞くと、ちょっと気が重くなるかもしれません。
でも、ストリートファイター6というゲームは、知れば知るほど強くなれる仕組みになっています。
このゲームは、単に反応でボタンを押すだけでは勝てません。
「リスクとリターン」がしっかり設計されていて、どの技も“強いけど安全ではない”“弱いけどリターンがある”といったバランスでできています。
つまり、「知っている人」と「知らない人」とでは、試合の土台から差がつく。
たとえるならスポーツの戦略。
サッカーで「オフサイド」を知らないまま試合に出るとどうなるか。
野球で「バント」や「送り方」を知らないとチームプレーができない。
格闘ゲームも同じで、“どう動けば有利か”を理解しているかどうかが結果を変えます。
そのための勉強が、「観る」「調べる」「考える」こと。
たとえばプロゲーマーの配信を見ながら…
「なぜここで波動拳を打ったのか?」
「この技の後、なぜ動かないのか?」
「この技、隙がないように見えるけど、対策はないの?」
と考えるだけでも、見る目が変わっていきます。
最初は専門用語が多くて戸惑うかもしれませんが、一度わかると“頭で勝つ”楽しさが見えてきます。
動きだけでなく考え方を磨く――それが“お勉強”の本当の意味です。
反復練習
格ゲーは「反射神経」も大事ですが、「反復練習」はもっと大事です。
トレーニングモードで同じ動きを何度も繰り返すことで、体が勝手に動くようになります。
たとえば…
・ジャンプ攻撃 → 地上でのコンボ → 必殺技
・相手の攻撃をガードしてからの反撃(確反)
・投げ抜けのタイミング
これらを練習で何百回もやると、本番で自然に出せるようになります。
サッカーで言うリフティング、バスケで言うシュート練習みたいなものです。
「やらないと感覚が鈍る」けど、「続けるとどんどん体に染み込む」──それが格ゲーで大事なポイントです。
コンボ練習
コンボは派手で楽しいけど、練習の目的は“安定させること”。
難しいコンボを1回成功させるより、簡単なコンボを10回ミスなく出せるほうが強いです。
試合で勝つためのコンボは「見せ技」じゃなく「仕事道具」。
まずは、自分のキャラの基本コンボを完璧に。
そこから“立ち位置”や“ゲージの有無”でどのコンボを使うか、少しずつ整理していくと、試合中の迷いがなくなります。
状況別コンボ練習
トレーニングモードのさまざまな設定を活用できると、一気に上達します。
例えば、相手を端に追い詰めたときのコンボ、しゃがみ状態に当たったときのコンボ、空中ヒット時のコンボなど。
同じ技でも、当たり方や位置でコンボダメージを変えることができます。
「この状況のときはこれ!」を体で覚えておくと、勝負どころで差がつきます。
対人戦(振り返り)
最後に一番大事なのが、振り返り。
負けた試合をすぐに次の試合で流さず、「なぜ負けたか」を考える時間を少し作ってください。
- 「飛びを落とせなかった」
- 「暴れすぎてカウンターをもらった」
- 「無理に攻めすぎた」
こうやって1つずつ言葉にすると、次に気をつけるポイントが見えてきます。
上手い人ほど、実は“反省のプロ”です。

まとめ
強くなるためには…
見る(お勉強)→ 練習する(反復)→ 試す(対戦)→ 振り返る
このループを回すことが大切です。
焦らなくても大丈夫。
1日10分でも続ければ、必ず動きが変わります。
そして、動きが変わると、勝ち方も変わります。
次回は「メンタルの保ち方」や「試合中に焦らないコツ」についても触れていきたいと思います。
あなたの“強くなりたい気持ち”が、もうトレーニングの第一歩です。

