ヒヨコでもわかるストリートファイター【小ネタ編】

初代ストリートファイターってどんなゲーム?
こんにちは!今回はちょっと番外編。
「ストリートファイター6」から格ゲーにハマり始めた人も、シリーズのルーツを知るとより深く楽しめるかも…ということで、「初代ストリートファイター」について朧げな記憶を辿りながらもざっくり解説していきます。
1. ストリートファイターのはじまりは1987年

実はストリートファイターシリーズは1987年からスタートしています。
アーケードゲームとして登場した「ストリートファイター(無印)」は、今でこそちょっと地味な存在ですが、当時としてはかなり野心的なゲームでした。
日本を選べば「リュウ」USAを選べば「ケン」だったはず。
このゲームでは世界中の格闘家たちと戦っていく「武者修行旅」がテーマでした。
2. ボタンの入力方法が斬新だった
今でこそパンチやキックの「弱・中・強」は当たり前ですが、初代ストリートファイターはちょっと違いました。なんと…
ボタンを強く押すと強攻撃、軽く押すと弱攻撃になるという“圧力感知式ボタン”!
いま聞くとちょっと信じられない仕様ですが、ゲームセンターに置いているサンドバッグを殴って「パンチ力を競うゲーム」や、銃を持って戦う「ガンコン」のような体験型アクションのようなイメージを持つとわかりやすいかもしれません。
もちろん当時のゲーセンでは壊れることも多く、後に6ボタン式(今の標準的なボタン配置)に変更されたバージョンも登場しました。

3. 波動拳・昇龍拳はこの頃から!

実はこの頃からもう「波動拳」「昇龍拳」「竜巻旋風脚」は使えました。
ただし、入力が本当に難しい、「波動拳」のコマンドはまだなんとか出るものの「昇竜拳」は本当にでない!
コマンドがとにかく通らないので、初めて出せた時は感動ものです。
そしてそこからようやくステージ攻略の扉が開くのです・・。
4. 8月に追加されるサガットも実はこの作品から?
このゲームは全10ステージ構成で、当然敵キャラも10人いますが、実は今のストリートファイターにも登場する人がいます。
一部紹介すると
『スト6のワールドツアー』にもいる破戒僧「烈」
『スト5』やストZEROパンクな用心棒「バーディ」
『ZERO』シリーズと『IV』シリーズに登場するムエタイ使いでボスの一番弟子「アドン」
また極め付けは初代ストリートファイターボスであり、隻眼で長身のムエタイチャンピオン。
8月5日に追加された新キャラクター「サガット」ですね。
5. 今からでも遊べるの?
なんと今の「ストリートファイター6」でも(常設はされていないのですが)遊ぶことができます。
波動拳や昇竜拳なんて簡単に出せるでしょ・・・と舐めてかかってると本当にでなくて苦労しますよ笑
「今の入力方法って考えられているんだな・・」と実感できるいい体験になるかもしれません。
他にも「ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション」などでプレイ可能です!
おわりに
『ストリートファイター6』があるのは『スト2』の人気のおかげと言っても差し支え無さそうですが、その『スト2』があるのは『初代ストリートファイター』のおかげ。格闘ゲームの原点を一度味わってみても面白いかもしれません。
感圧式のボタンが主流にならなくてよかった・・。
次回も、ヒヨコでもわかるように、格ゲーの世界をゆるっと紹介するかも?
それでは、また!