
どうも、ネズマエです。
自分の勉強や知識の幅を広げる為に、これから本を読んで感想を書いていきたいと思います。
今回はコチラの本です!
『今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います』
大分物騒なタイトルです…(笑)
別に撲殺したい上司がいるわけじゃありませんが、タイトルに惹かれて読んでみようと思いました。
酷い上司に辛さが募り、それから解放されるお話
本書は、3つの短編で分けられており、それぞれ「酷い上司のパワハラに負けそう」→「それがどうなった」という形で綴られています。
その「酷い上司」が本当に酷くて…もし、自分がこの主人公の立場だったら、病むか自殺しそうなレベルです。
パワハラからの解放感と、少し残る後味の悪さ
解決と言って良いかは少し疑問ですが、その酷い上司から解放されることで清々しい開放感が残ります。
ただ、同時に少し後味の悪さも残ります…。
結末についてはネタバレになるので書きませんが、その後味の悪さも本書の良い味だと思います。
個人的にこんな人におすすめしたい。
本書の裏表紙にも書いてありますが、「会社で頑張るすべての人々へ捧げる、ちょっとブラックなお仕事小説!」というのがまさにドンピシャで、この本を読んで今まで以上に前向きに仕事と向き合える気がしています。
・仕事が辛くて辞めたくなってる人
・撲殺したいほどの上司がいる人
・ゾクリとした感覚を味わいたい人
という人におすすめです。